2009/11/7
Workshop
2000年後のポシェットをつくろう! in 辰野
JR TATSUNO Station Shopping street(Nagano, Japan)
|JR辰野駅前商店街(長野)
photo by SHIBAKAWA Toshiyuki
◎日時:2009年11月7日(土) 10:30ー16:00
◎会場:JR辰野駅前商店街(長野)
◎主催:辰野美術館 ◎共催:辰野町商工会
◎対象:小学生・中学生
◎定員:各20名(先着) ◎参加料:無料
◎講師:柴川敏之 (美術家・福山市立女子短期大学准教授)
*「アートフルえびす講」平成21年度長野県地域発元気づくり支援金事業
◎内容:このたび辰野美術館では「アートフルえびす講」事業を実施します。この事業は、明治39年に当地に鉄道が開通し興隆した駅前市街地の歴史的魅力を再発見し、衰退する商店街の活性化を図ろうとするもので、地元商工会等との協働により行なうものです。全盛期を偲ばせる近代建築等を巡り、建物のディテールを刷りとってポシェットを制作するワークショップを行います。
午前中は、商店街のお店等からお借りした昔の物(そろばん、カメラ、琴の部品、やっとこ、ハサミ等)と現代の身近な物を並べて構成し、ローラーと黒インクを使って拓本をとります。その後、町に出て古い建築の壁面や塀のデイテールを刷りとります。午後は、ミシンでポシェットに仕上げて行きます。アクセントとしてこの地の産業である養蚕の繭玉を飾りとしてぶら下げ、タグには絹糸で作られたネクタイ(*)を使用して完成させます。
このポシェットを肩にさげて11月21日・22日の辰野えびす講やアートフリーマーケットに出かければ、うれしい特典がつきます。
*当時、この地区で作られた絹糸の9割はアメリカに輸出され、ストッキング・スカーフ・ネクタイ・靴下等に使用されていたそうです。今回は、参加者が家の中に眠っているネクタイや辰野町役場でいらなくなったネクタイをリサイクルしました。(text:チラシ)