2007/7/7ー8/19
Group Exhibition
Hiroshima Art Museum (Hiroshima, Japan)
photo by Toshiyuki Shibakawa
◎日時:2007年7月7日(土)ー8月19日 (日) 9:00〜17:00
◎場所:ひろしま美術館(広島)
◎主催:ひろしま美術館、中国新聞社
◎内容:ヤンマーディーゼルの創始者、山岡孫吉氏(1888-1962)によって収集された「山岡コレクション」は、細密的な写実描写を追求し「近代絵画の先駆者」といわれる高橋由一をはじめ、日本近代洋画の黎明期に活躍し、その基礎を築いた画家の作品が充実しています。一方、当館の日本近代洋画のコレクションは、その制度確立期以降、西洋の影響を受けながらも独自の表現を生み出そうと奮闘した画家たちの作品が中心となっています。本展では、この性格の異なるふたつのコレクションから50点ずつ選択したものを組み合わせ、明治から昭和前期までの日本近代洋画の歴史を辿ります。西洋画の導入によって変革がもたらされた日本美術の世界において、画家たちが新しい視覚と技法に挑戦し、その表現に苦闘した成果をご覧ください。(text:チラシ)
◎出品作家(特別展):青木繁、浅井 忠、岸田劉生、坂本繁二郎、高橋由一、他
◎出品作家(常設展):ゴッホ、ピカソ、セザンヌ、ルドン、ロートレック、他
2007/7/7
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2000年後の絵画の行方
Hiroshima Art Museum|ひろしま美術館
◎日時:2007年7月7日(土) 15:00~15:30
◎場所:ひろしま美術館(広島)
◎講師:柴川敏之(美術家・福山市立女子短期大学准教授)
◎内容:2000年後に絵画は存在するだろうか? 2000年後に美術館がまるごと発掘されたとしたら、絵画は、お盆等の器や銅鐸のような祭具等と勘違いされているかもしれない。また、現代絵画の多様化に伴い、このような「額縁付き絵画の化石」は特定のある時代を示す象徴的なものとして語られているかもしれない。2000年後に絵画は存在するだろうか? 2000年後に美術館がまるごと発掘されたとしたら、絵画は、お盆等の器や銅鐸のような祭具等と勘違いされているかもしれない。また、現代絵画の多様化に伴い、このような「額縁付き絵画の化石」は特定のある時代を示す象徴的なものとして語られているかもしれない。
特別展示室、常設展示室に4点を設置。
◎展示内容:柴川作品4点。ロートレックとセザンヌの絵画の化石、日本近代洋画と印象派の絵画の化石、マイヨールの彫刻及びゴッホの絵画とキューピー人形の化石、他。